麹町一丁目町会
町会ゆかりの著名人・文化人
武者小路実篤と同じく、もう一人の「白樺派」の詩人である千家元麿も、また麹町の住人であった。武者小路邸から、歩いても二、三分もかからないような近接地だ。「年のはじめの 例とて 終わりなき世の めでたさを、松竹たてて 門ごとに いはふ今日こそ たのしけれ」という『一月一日』の歌詞は、実は元麿の父・尊福が作ったのである。
(番町麹町「幻の文人町」を歩く より抜粋)
- 文学から政治へ。日本共産党の初代委員長となった 堺 利彦
- もう一人の白樺派の詩人が、ここで生まれた 千家 元麿