12代 | 根岸 喜美雄 | : 令和5年〜 |
11代 | 根岸 進 | : 平成25年〜令和5年 |
10代 | 大谷 吉郎 | : 平成13年〜25年 |
9代 |
布川 六郎 | : 平成9年〜13年 |
8代 |
浅野 彦一郎 | : 平成3年〜9年 |
7代 |
吉野 大 | : 平成元年〜3年 |
6代 |
遠藤 新吉 | : 昭和59年〜平成元年 |
5代 |
板倉 秀雄 | : 昭和57年〜59年 |
4代 |
藤井 芳郎 | : 昭和36年〜57年 |
3代 |
松尾 菊太郎 | : 昭和32年〜36年 |
2代 |
高羽 健次 | : 昭和29年〜32年 |
初代 |
竹村 良蔵 | : 昭和27年〜29年 |
<連合町会創立50周年記念誌より転載>
※記載内容は記念誌発行時(平成18年3月)のものです。
町会の成り立ちは昭和九年七月に麹町四丁目、五丁目、山元町二丁目、元園町の各一部が区画整理によって麹町三丁目となった。昭和十三年に麹町三丁目自衛組合となり、終戦後の昭和二十二年に解散する一方で麹町一二三会が組織された。
町会が復活したのが昭和二十七年十月で、初代会長は区会議員で森田屋の竹村良三氏、昭和二十九年から羅紗商の高羽憲次氏、昭和三十二年から弁護士の松尾菊太郎氏、昭和三十六年から材木商の藤井芳郎氏で、後に区議会議長、連合町会会長となる。昭和五十七年から茶商の板倉秀雄氏、昭和五十九年から表具師の遠藤新吉氏、平成元年から精肉商で区議会議員の吉野大氏、平成三年から料飲組合会長の浅野彦一郎氏、平成九年から布川六郎氏、平成十三年から大谷商店の大谷吉郎氏が十代目に就任して現在に至る。
婦人部の発足には、斉藤うめ氏、村山よし氏、内田かなへ氏、田村きくえ氏、藤井満佐氏らの婦人達が尽力した。現在岡田京子婦人部長を中心に活動している。平成十二年には福祉部を立上げて町会福祉委員会を作り、区の社会福祉協議会よりの助成金も使い町内高齢者宅に年四回にわたり、安否確認を主に飲料水、弁当、菓子、果物等をおみやげに激励している最近は高齢化社会に伴い、年々増える一人暮らしの方にも大変喜ばれている。
麹町地区野球会の成り立ちは町会員の佐藤雅土氏が、麹町消防団の頃に消防団員らをまとめて、昭和五十八年に麹町地区野球会が発足し初代会長に中村勇寿氏が就任した。当町会の愛球会ドルフインズは過去優勝六回を果たし、本年二十四回目大会で昨年に続き二連覇した。
青年部は来年で十五周年を迎える、初代部長には坂口安夫氏、二代目部長に菱田光昭氏、三代目部長は浅野誠一氏となり現在に至る。活動は餅つき大会、釣り大会、年末の火の用心、スキー等を行なって青少年育成に役立てている。
町会としては平成四年には佐藤雅士氏の助言により他地区へ移転した人も町会の活動に参加出来るように準会員制度を創設した。平成五年には町会創立四十周年の記念式典を番町出張所で行ない、会員名簿を発行する。平成九年には防災対策に重点を置いて、町会規約を改正し防火、防災部を創設し、平成十一年は町会名簿を作成し、その中に防災規約と組織図を載せた又防災用具の充実を図つた。平成十三年には町会のシンボルマークを作成した。モデルは町会が所有している山車の飾りの猿田彦を採用した。三丁目の祭礼には御酒所布絵が天保年間に狩野派絵師河鍋暁斉の描いた猿の幕や昭和二十七年に飾つた、明治三十年原舟月製作『てけてん小僧』や『土佐坊』のからくり人形の首や手首、足首が平河天満宮神輿の倉摩にあり、区の民族資料館に寄贈した。平成十四年十月には町会創立五十周年記念式典、祝賀会をグランドアーク半蔵門で実施した。平成十六年一月に会員名簿作成し、平成十七年の総会で町会規約全面的に見直して新しい町会規約を作り上げた。
現在の町会活動は毎月一回行なう役員会を中心に会員相互の理解と親睦のもとに地域の発展と環境美化等の推進を図り、防火、防犯、公共事務に関して関係官庁との連携、他町会との相互連絡、町会運営に関する諸事業に活動している。