山王祭:祭礼番付って?
文政七年「御免山王御祭礼番附」

文政七年「御免山王御祭礼番附」(部分)

三枚組。千代田区立千代田図書館所蔵。

文政七年(1824)の山王祭りの際に作成された番附。

祭礼時には、山車や練り物などの行列順を示した祭礼番付(祭番付)と呼ばれる刷物が出されていました。これは、神幸行列のプログラムで、幕府の公文書版と民間刊行版がありました。民間刊行の番付は、カラーの版画などでその状況を描いた絵を中心とした視覚的な絵番付が多かったようです。これを入手し見ることにより、行列の見物や、祭礼に参加する際に役立てるなどのほか、事後の記録としての用途もあったようです。

6月8日の神幸祭(じんこうさい)の列次日枝神社HPからご覧になることができます。 氏子組織である糀町惣町睦会からも「東郷元帥山車」、「牛若大山車」、「御幣を担ぐ猿」の3基が参加します。

神幸祭の列次

下記画像は、日枝神社HPに掲載されているものをお借りしました。

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