麹町大通りを散歩しているとフッと目に留まる不思議なブロンズ像があります。この界隈に子供達のブロンズ像が5体もあることにお気づきでしょうか?このブロンズ像は平成4年に「麹町地区環境整備協議会」が環境整備の一環として設置。以降、忙しく町を歩く人々の目を楽しませています。このブロンズ像の子供達が一足お先に衣替えし祭りの始まりを知らせています。
先ず、JR四ッ谷駅前の「サンサン広場」。ここには、幼い弟を連れた少女が枝に止まったトンボを、人差し指を回しながらとろうとしている「トンボ釣り」と書かれたブロンズ像があります。
そして次に駅から半蔵門方面に100メートルほど行った三菱東京UFJ銀行の前に、少女が石に座って何かを聞いている「聴く」という像。その向かい側に左手を上げた「永遠なる少女」という少女の像。また、麹町2丁目には、2人の少女が手を結び、輪になって踊る「そよ風」、麹町4丁目交差点角に帽子をかぶった幼い男の子が立つ「夏の思い出」の像があります。それぞれ思い思いの半纏を身につけているのが可愛らしく、通りを行交う人々の目を楽しませてくれます。
都会の喧騒の中でも耳を澄ませば祭半纏を纏った子供達のはしゃぐ声が聞こえてくるような気がしませんか?
「トンボ釣り」 |
「聴く」 |
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「永遠なる少女」 |
「そよ風」 |
「夏の思い出」 |