【アルバム】神幸祭(じんこうさい)

2024年6月7日(金)6年ぶりに開催された神幸祭。

曇りのち晴れ、気温は27℃ 比較的穏やかな一日でした。

予定時刻の7時45分過ぎに日枝神社をスタートした総勢500人の王朝装束をまとった行列は、麹町出張所地域を練り歩きました。我が町を巡る神幸行列の姿は、王朝絵巻と言われるだけあり、誠に雅で優雅でした。

当ホームページでは、街の人々を中心に撮影した写真の数々をご紹介します。

御発輦

ワクワク感がありながらも静寂なスタート前の日枝神社の様子です。

権禰宜 内田さんの先導で一行が日枝神社を後にしました。第一梯段は諫鼓鳥(かんこどり)、御幣鼻高面(はなだかめん)・獅子頭とつづきます。 

つづく第二梯段は、御神馬、舞姫、童女と取分け雅で華やかです。そして、第二梯段は、穢れを祓い清めて下さりそうな御鳳輦(ほうれん)、宮神輿が連ねて進みます。

第四梯段は、氏子総代連につづき山車が6台(花山車、象山車、干支山車、美少年山車、「御幣をかつぐ猿」山車)と見所満点です!

鳳輦、宮神輿

鳳輦(ほうれん)

「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」天皇の正式な乗り物を意味するそうです。

宮神輿(みやみこし)

神輿とは祭礼時に御祭神のご分霊を遷す神聖な神様の乗り物ですが、神社が所有する神輿は宮神輿と呼ばれます。神様がお乗りになった神輿を巡行することで、地域内の災厄や穢れを御神徳により祓い清めます。

隼町~平河町

神幸祭御巡幸は日枝神社を御発輦した後、隼町➡平河町二丁目➡平河町一丁目を練り歩きました。

先導する白バイの姿を見つけると沿道の人々がワッと盛り上がります。各町会では町名高張提灯や幟でお迎えします。

普段歩きなれた道を御神馬が闊歩する姿も新鮮ですが、雅な姿の童女や舞姫の姿にうっとり♡

そして、第四梯段には今回の目玉と言える象山車が姿を現します。第四梯段は、各氏子町会が先頭を務め、山車5基が連ねます。見所満点です❣

麹町大通り

日テレ通り

神幸行列は、麹町一丁目で麹町大通りを左折、四ツ谷駅前で休憩後に折り返し麹町四丁目から日テレ通りへ進みます。

番町・麹町地域では台地と谷地が入り組むデコボコだらけ💦日テレ通りはアップダウンがあり大変です💦

日テレ通りで待ち構えていた二番町町会や沿道のみなさんは、少し待ちくたびれた様子でしたが、番町小学校の生徒さん達が山車を曳きながら現れた時は、沿道も盛り上がりました~

神幸祭行列の御神輿や鳳輦の前にあるお賽銭箱に御奉納された方御一人お一人に神職が幣(ぬき)で祓い清めて下さっていました。そういう静謐で清々しい様子が沿道で繰り広げられる沿道でした。

大妻通り

大妻通り五味坂下付近から一番町番町町会のみなさんに随行が交代されます。

麹町大通りに向かって緩やかなアップダウンの大妻通りですが、神幸行列は和やかに進んで行きました。

そして、ここからは麹町小学校の生徒さんが山車を曳きます。上り坂大変でしたね^^

麹町大通りを左折して一路国立劇場へ向かうのですが、沿道にはいつの間にか大勢のちびっ子応援団が!!

地域の幼稚園から応援に駆けつけてくれたようで、可愛い声援を送っていました。

国立劇場~三宅坂

可愛い応援を背に受けた元気いっぱいの麹町小学校が曳く山車が、内堀通りを渡り、休憩場所となる国立劇場に到着。

お迎えのご父兄のみなさまの撮影会となっていました。

国立劇場では、鳳輦(ほうれん)2基と宮神輿(みやみこし)一基が展示され多くの方が間近にみることが出来ました。

休憩後は一路皇居坂下門を目指し三宅坂を下って行きました。

皇居坂下門

昼過ぎには皇居坂下門へ到着した一行。駐輦祭、宮司以下神社役員が神符の献上及び、参賀が行われていました。

青空が気持ち良い皇居坂下門には、大勢のカメラマンや観光客が待ち構えていてひと時の撮影会となりました。

御還御 日枝神社へ

日比谷ー大手町―日本橋ー銀座と巡った神幸行列は、夕方5時過ぎに日枝神社御還されました。

朝上った坂は帰りは下りです>< 疲れた脚で重い神輿を担いで慎重に坂を降りて行きました。

本当にお疲れ様でした。