大きく広げた枝に所狭しと咲く濃いピンクの花々。その存在感は圧倒的で、国立劇場(隼町4-1)の桜といえばこの木を思い浮かべる方も多いでしょう。
桜の名は神代曙(ジンダイアケボノ)。東京都立神代植物公園で生まれたのでこの名前が付いています。
ソメイヨシノより少し背が低いものの、グラデーションがかかった濃いピンクの花の鮮やかさは唯一無二。
2年前までは歩道に豪快にはみ出していた枝が剪定されて多少落ち着いた(?)雰囲気になったかもしれませんが、前庭にある桜の顔役を担っていると言っても過言ではないかもしれません。