開催5回目を数えることになった今回のサンさん秋まつりでは、初めての試みとして麹町小学校の体育館をお借りし、スポーツ体験のブースを設けました。
千代田区スポーツ推進委員の皆さんの協力によるドッヂビー、おもちよ2015の皆さんによるボッチャ、そして日本ブラインドサッカー協会の皆さんによるブラインドサッカー(5人制サッカー)と、3種目の競技が体験できます。
特にブラインドサッカーは来年の2020オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた千代田区役所の事業「Let’s2020」とコラボして、現役選手にも来場してもらうという、力の入りようです。
お越しいただいたのは、Avanzare(アヴァンツァーレ)つくば所属の現役選手、増田周平さん。さらに松尾雄大さんら日本ブラインドサッカー協会の皆さん。
増田選手はご自身の身体のことを「手で筒を作って覗いたくらいの視野(95%の視野欠損)」とお話されました。そして参加しているお子さん方に優しく声をかけるその気さくな人柄で、あっという間に大人気に。
さらにさわやかイケメンなのですから、お母様方もメロメロです😍
体験会に参加した方々の多くは初めてとなるブラインドサッカー。しかし松尾さんのエネルギッシュな進行でどんどんその世界に引き込まれていきます。
視覚を遮断されている人がどのように動けばいいのか、それをコーチするのもブラインドサッカーの重要な点です。
右とは誰から見て右なのか?
あと一歩とは大股なのか、小股なのか?
身体を動かすこと以上に、お互いのコミュニケーションをどう取るのかが大切です。
体験会の最後は参加したお子さん方からの花束贈呈と記念撮影です。増田選手は東京大会の次になるパリでのパラリンピックを目指す有望株。この笑顔がパリでも見られるように応援していきたいですね。